≪シンカリオンデビューする方に読んで頂きたい魅力3つ≫

 

「新幹線変形ロボ シンカリオン」は2018年1月8日の放映開始から1年以上が経過し、2019年4月には新章がスタートしました。

現在、ロボットアニメとしては珍しい6クール目に突入しています。

※「1クール」とは放送用語で「3ヶ月間の連続放送」のことです。

 

なぜこんなにも継続する人気アニメへと成長したのでしょうか…?ここでは私が考えるその魅力を大きく3つに分けて紹介したいと思います。

 

この記事が「シンカリオンってどんなアニメ?」という方の手引きになれば幸いです。

 

魅力その1.幅広い年齢層に受け入れられるアニメである

1.初心者からマニアまで楽しめる「鉄道」アニメ

「新幹線変形ロボ」というくらいですから新幹線がロボットになって敵と戦う、という形がメインとなるわけですが、このアニメはそれだけにとどまりません。

バトルシーン以外では実際のJR路線図や駅名はもちろん、時刻表、そして線路の幅の違いまで…いわゆる現実の「鉄道」全般に関する描写がたっぷりと詰め込まれているのです。

そのほとんどはこの作品の主人公であり鉄オタでもある「速杉ハヤト」が細かく説明してくれますが、そういったヒント無しでこっそり仕込まれている鉄道ネタも多く存在します。

鉄道ファンの方はそれを見つけてニヤッとするもよし、鉄道初心者の方は鉄道知識を得た後にもう一度アニメを見返すと新たな発見があって楽しい。

シンカリオンは「鉄道」という言葉が持つイメージを変えてくれた、敷居が高いようで低いアニメなのです。

 

2.洗練されたロボットデザイン

これまで新幹線に限らず、電車あるいは車をベースとした変形ロボットアニメは沢山ありましたが、私はこのシンカリオンが一番カッコイイと思っています。

まずロボット胸部に突き出た新幹線先頭車のノーズ。このおかげで何の新幹線なのかわかりやすく、しかも戦闘に支障をきたすことなく収まっているデザイン性も相まって、これまでにない斬新な外見を実現しています。

そしてロボットアニメの核となる変形・合体シーンも気合が入った作り。機体の関節の繋ぎ目や接合箇所まで細かく描写されていて、まるでオモチャの説明書を動画で紹介してくれているかのよう。さらに各機体それぞれの特徴に合わせた変形用のBGMまで設定されているので何度見ても飽きることはありません。

このような丁寧な作りの変形ロボットアニメは、モノを組み立てることを覚えてきた子供にとって最良の入り口と言えるでしょう。

 

3.大人もハマるちょっとしたシーン

お子様のまわりでシンカリオンを好きなお友達はいますか?

人気アニメですから結構いるだろうと思いきや、実際そんなにいないんですよね。よっぽど仮面ライダージオウの方が有名かと思います。

シンカリオンのイベントに行くとだいたい子供より若者〜大人の割合が多いことに気付きます。意外ですが子供向けのアニメなのに大人にも負けず劣らず人気があるのです。

その理由は、先述した鉄道やロボットファンはもちろんのこと、このアニメには30~50歳の大人が反応してしまう場面が随所に用意されているからであると考えます。それは60年代のアニメシーンであったり、70年代の楽曲であったり、80年代の有名歌手であったり…。しかもその再現度はかなり高め。

この忠実なオマージュやリスペクトのせいで、いつの間にか大人もシンカリオンの魔力に憑りつかれてしまうのです。

アニメの中で「この表現は何だろう?」と思ったらググってみてください。それはきっと古き良きワンシーンですよ。

 

4.豪華なキャストが勢ぞろい

最高のキャストを揃えたからといって最高の作品ができるわけでもないのですが、このシンカリオンの人気は脚本やデザイナー、そして声優さんの力が非常に大きいと思います。

まず脚本は下山健人さん。銀魂やNARUTO、BLEACHなど、アニメ好きなら知らない人はいない数多くの作品の脚本を手掛けておられる方です。さらに鉄道ファン(マニア?)でもある下山さんの新幹線作品、となれば面白くないわけがありません。

また、最近は声優さんの活躍がメディアを賑わす世の中になってきました。以前は裏方のイメージが強い職業でしたが、現在はそのビジュアルも手伝ってライブやテレビ出演など幅広い活躍をされているのはご存知の通り。

声優さんについて詳しく紹介されているサイトは沢山あるのでここでは触れませんが、このシンカリオンにはそんな今を時めく方々の名がズラッと並んでいるのです。

下山さんや声優さんを追いかけてこのアニメにたどり着く、もしくはテレビで見た外見で、という入り方をした方も多いのではないでしょうか。

 

魅力その2.安心して子供に見せられるアニメである

1.暴力的なセリフやシーンがほとんど無い

では次に、肝心の子供への影響はどうでしょうか。

このアニメでは暴力的なセリフやシーンがほとんどありません。すべてがキレイな言葉使いである、とまでは言いませんが、とりあえず子供に聞かせたくないと感じる言葉はほぼ無いと言って良いでしょう。

同世代のアニメでは簡単に「〇ね!」や「〇す!」のセリフが飛び交いますが、シンカリオンの敵キャラクターでもこれらを発することはまずありません(今後はわかりませんが)。親御さんも安心して見せられますよ。

…あ、大門山ツラヌキによる「ちっくしょお~!」くらいはありますんで(笑)。

 

2.子供の知識になる部分が大きい

親御さんが子供にアニメを見せたくない理由はたいてい「勉強にならず無駄だから」。

今となってはそんな考えの人も少ないとは思いますが、どうせなら好きなアニメを見ながら何かの役に立つ知識を身につけてくれれば最高ですよね。

このシンカリオンアニメでは鉄道の知識はもちろん、日本全国の地理・文化・歴史や名産品、さらには新幹線乗車券の買い方からグランクラスの素晴らしさ(笑)まで、生きていく上で役に立つことばかり紹介してくれます。

これらはファンタジーではなくすべて現実に即した内容なので、大人でも「へぇ~そうなんだ」と感心させられる場面がきっとあるでしょう。

私なりに断言しますが、このアニメを見て無駄なことは何ひとつありません。

 

3.大人も絡む、笑いあり涙ありのストーリー

子供だけがロボットに乗って日本を救うのではありません。

子供を兵器に乗せてしまう大人の葛藤や苦悩が描かれ、ついには大人も子供と一緒になって敵と戦います。その絆の強さはアニメのキトラルザス決着編(~2019/3/30)を見終えた時、このアニメのテーマは「家族」だったのか?と思ってしまうほどです。

さらに友との友情やケンカ、大切な人や物を失うときの悲しみまで丁寧に描かれます。そういう幼少期に学んでほしい感情をこのアニメで自然と体験できるのです(実際にそういう感情を学ぼうとするキャラまでいます)。

「シンカリオン」は喜怒哀楽を持ち始めたお子さんへ堂々と勧められるアニメですよ!

 

魅力その3.将来的に大化けする可能性を秘めたアニメである

長々と述べてしまいましたが、これで最後になります。

この記事を書いているのはちょうどキトラルザス決着編が終わったところですので、「今から見始めてもなぁ…」と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし2019年4月から始まった新章はさらなる進化を遂げ、むしろこれからが本番という雰囲気すらうかがえます。

これからシンカリオンを見ようとする方、決して遅くありません。一度だまされたと思ってお子さんと一緒に土曜日の朝、早起きしてみてください。3話くらい見て頂ければきっと他のアニメには無い、シンカリオンの魅力に取り憑かれるはずです。

 

…子供向けでは珍しい、アニメと現実世界のコラボはどこまで進化し続けるのでしょうか。

JR各社の協力を得た初の新幹線アニメという事で、これから先も無限の広がりを見せることは間違いありません。

シンカリオンのファンがさらに増え続け、息の長いコンテンツになる事を願っています。

 

一緒にシンカリオンを楽しみましょう!!