月日が経つのは早いもので、劇場版シンカリオンが公開されて1ヶ月。
ぽちぽちと上映終了となった映画館も目立つようになりました。
まだ劇場版を見ていないという人もさすがにいないと思いますので、今日は前回記事での告知通り、
劇場版シンカリオンの感想
を書かせて頂きたいと思います!
ですがその前に…
今回も当記事をお読みいただく前に2点、お断りしておくことがあります。
1:映画をベタ褒めする内容ではないということ。
会話に近いツールであるSNSなら
「あそこが良かった~」とか
「あれはダメでしょ」
などと考えや責任もなくサラッと書くことが可能ですが、こうした情報発信的なブログで書くとなるとそれなりの内容や根拠を書いていく必要があります。
私もシンカリオンファンの端くれ、
感じた事すべてを書いてこそシンカリオンのブログだと思っていますので、読者様のご機嫌を損ねてしまう表現もあるかもしれませんがご容赦下さい。
2:アニメの感想も含まれます。
今回の劇場版は完全に独立した敵・ストーリーではありませんので、感想を語るとなるとどうしてもこれまでのアニメ内容を引用する必要が出てきます。
したがって、今回の映画で初めてシンカリオンを見た方には意味不明な表現もあるかと思います。
その点も何卒ご容赦下さい。
またまた前置きが長くなってしまいました。
それではどうぞ!
「劇場版シンカリオン」の率直な感想
まず私が今回の劇場版シンカリオンを見た感想です。
私が一番初めにシンカリオンというアニメに惚れ込んだ大きな理由は奥深い設定と計算されたストーリーの面白さ。
もちろん今回の劇場版、79分という尺の中で出来ることは多くないのはわかりますが、それでも内容に不満を感じる部分が少なくありませんでした。
そう思った理由をひとつづつ具体的にお話ししていこうと思います。
「ナハネはキトラルザス」という設定で良かったか?
【キャラ紹介(57)】
宇宙からやってきた新たな敵・ナハネ!
「ヴァルドル」を完全なものにするため、シンカリオン ALFA-Xの力を手に入れようとハヤトたちと激しい戦いを繰り広げました!劇場版で新たに登場した人気キャラクターの1人です!#シンカリオン5周年 pic.twitter.com/0OtRDfa7Xc— 新幹線変形ロボ シンカリオンZ(公式) (@shinkalion) July 17, 2020
宇宙から襲来した敵・ナハネを全員で倒す、というのはアニメ映画の王道らしくて良いのですが、ナハネはよくある映画専用の敵キャラではなくキリンやカイレンと同じ「キトラルザス」として登場しました。
これでナハネはキトラルザスの一人としてカウントされることになります。
今後アニメ2期があるのかはわかりませんが、
・地球の資源にこだわる必要なさそうな建造物・ヴァルハラン
・キトラルザス内の上下関係
・時空を超えられる光の粒子の存在
これらが後のストーリー展開に影響が出ないか、大いに心配です。
ナハネが地球に来るいきさつについても、語り部と化したソウギョクが述べてくれましたが、それもどこか説明的というか…あの策士ソウギョクがベラベラと辻褄合わせのように聞こえたのも少し残念でした。
キトラルザスとして出るのならイザやカイレンとの関係性も少しは見せて欲しかったし、むしろ今後のためにも必要ではなかったのか?と思います。
アニメ終盤から気になっていたこと
【50RT】劇場版『新幹線変形ロボシンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』冒頭3分半の本編映像が公開!#発音ミク と #ゴジラ がまさかの対決……!?真相は劇場で確認せよ!https://t.co/wyZ2q0vWIm#Shinkalion #Godzilla #シンカリオン pic.twitter.com/BuBzbgGjUr
— 電撃ホビーウェブ (@hobby_magazine) January 17, 2020
今やすっかりシンカリオンのお家芸となった感のある、他作品のオマージュ。
今回の劇場版でもその前半部で多くの描写が見受けられ好評を得ているようですが、私は
「ちょっと違うかな…」
と感じる部分がいくつかありました。
コラボ含めて思い出せる限り拾ってみますと、
・発音ミクライブ
ミクのファンには悶絶だったかもしれませんが、1コーラス歌い切りは長く、私には「力を入れるトコ、そこ?」と感じました。
・巨大怪物体「ゴ〇ラ」
最後まで敵か味方かハッキリしない存在がナハネへのトドメの一撃を持っていくってどうなんでしょう…?本庄アカギが悩んだ末のコードネーミングもイマイチ。
・北の〇から
ハルカのセリフ「~なわけで」を「北の〇から」の某ナレーションとかけ合わせたと思われるが、「幼い彼女にあのドラマを見る趣味が?」という違和感を感じてしまった。
・君の〇は
話の流れやカットイン時間、タイミングなど全てにおいて最高かつ絶妙なワンシーン。これだけは文句なしに良かった。
・北〇の拳
速杉「ホクト」つながりだが、絵のインパクトが強すぎてその理解が追い付かない。直前に「ホクト…ホクト?」程度のワンクッションがほしかった。
・JR ski ski ’91
ZOOの「Choo Choo TRAIN」からのトレインつながり…でしょうか?JRのCM関係は良いですが少し長いと感じました。
・ヱヴァンゲリオン関連
アニメ31話と同じシーンは必要あったのか疑問…。せめてシンジの登場は話の流れに絡めてほしかった。「ヴァルドルを倒すには全ての時空からの一撃が必要…」など。
…と、ほぼ不満になってしまいましたが、私はこれらオマージュに力を入れすぎで、逆にストーリーが痩せてしまったと感じます。
全年齢層を狙って数多く取り入れたいのはわかりますが、シンカリオンのオマージュの良さはストーリーの流れを止めず、さりげなく溶け込んでいることだと思うんですよね。
アニメではその頻度も2~3週に1度と丁度良いくらいだったのですが、終盤にかけて当たり前のように毎週やるようになり、それと反比例して肝心なストーリーが薄くなってしまった気がするのです。
今後もしアニメの2期があった場合、このネタ探しに重きを置かれてしまうと以前のような緻密に計算されたストーリーは見られなくなってしまうかも知れません…。
後で同じような事をもう一度言わせてもらいますが、
あくまでもストーリー重視、オマージュは控え目なシンカリオン。
私はこれを強く望みます。
謎の設定が満載…
劇場版シンカリオンより
このあたりは恐らく、池添監督も脚本の下山さんもわかってて妥協した部分もあると思っています。
失礼とは存じますが覚えている範囲でいくつかツッコミさせて頂きたいと思います。
・ハヤト以外のシンカリオン各機、過去に飛ばされるだけだったり、必殺技もまったく通用せずで扱いが雑…。適材適所の場を与えて活躍させるべきでは?
・オハネフがドヤ顔で見せた、数百匹(?)のザコ敵は出番なし…? 一体、何の為に用意されたのか?
ビャッコがキトラルザス幹部であるソウギョクにあっさり勝ってしまいましたが、これまでのパワーバランスはどうなってるんですかね…
と、私が思いつくだけでもこれくらいあります。
「お祭りなんだから細かいコト言うな」と言われたらそれまでですが、これまでのアニメの出来と比べるとどうでしょう?
私は今回の映画を1回見て「??」となり、日を置いて2回目をシッカリ見ましたが、やはり残念な気持ちは変わりませんでした…。
私はこの劇場版とアニメ終盤を見て感じた共通点が2つあります。
・アニメ初期からじっくり培ってきた大事なモノ(適合率の概念や伏線など)をスキップしながらストーリーが進んでしまっていないか?
・子供にはシンカリオンの変形バンク、大人にはオマージュ見せておけば大丈夫と思われているのではないか?
制作に携わる方々の気を悪くさせてしまったら本当にスミマセン。
しかし私は、
と願っています。
おわりに
以上、劇場版の感想でした!
グチっぽい感想になってしまいましたが、シンカリオンに対して本気である故の感想であること、どうかお許し下さい。
しかし嬉しい展開もありました。
ビャッコが正式に力を貸してくれた場面はアツくなりましたし、ふだん大人しい息子が迫力ある戦闘シーンやBGMに大喜び&大合唱していたのは事実。
では最後に、
一言でまとめさせていただきます!
劇場版は心を無にして見るべし
しかしこれで終わりではありません。
なんたって、シンカリオンはまだまだ止まりませんから。
お読み頂きありがとうございました!
©プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK/超進化研究所・TBS
©プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK/超進化研究所Z・TX
一番気に食わないのはアルファエックスの活躍が少なすぎる。あれは本当に酷いと思った。コラボ性やストーリー性はアルファエックスの活躍と比べたら些細なもんだね
はじめまして。
ハヤトが生まれたのは2007年10月17日という設定だが、劇場版エンディングに於いて交通博物館が出てきたり、実際は改修工事中だった東京駅丸の内駅舎とか、時空がグチャグチャ状態だったのを2回鑑賞して成る程だなと思いました。
以上、失礼します。
それはかなり見てみたいですね。はたしてそこまで計算されていたのかどうか…
あの雑魚敵は多分ディレクターズカットで追加される描写で各シンカリオンと戦うのだろう多分!
ソウギョクとビャッコの戦いも含めて!