いよいよ2020年が始まりました!
今年はオリンピックイヤーで大層盛り上がることと思いますが、我々が期待するのはもちろんシンカリオンの動向ですよね。
特に、
「シンカリオンアニメ2期、開始なるか?」
これは劇場版エンドロール最後のメッセージを見たからには期待せずにはいられません!
今年もアンテナ張ってその動向を注視しないといけませんね!
…さて今年一発目のブログですが、
大変長らくお待たせしました!
今回から4回連続にわたり、
「シンカリオンスタンプラリー in 東北」攻略
について書かせて頂きたいと思います!
数ある鉄道スタンプラリーの中でも過去最高難易度と噂される今回のシンカリオン。
ネット上でも交通費50000円とかホテル台含めて60000円という衝撃の数字が乱舞しています…。
しかしそんなお小遣いのない私。
何とか安く今回のスタンプラリーを攻略し、「限定東北すごろく」をゲットできないものか?
と1か月に渡り脳内で試行錯誤した結果、
交通費 10000円以下、
宿泊・食費を含めた総費用 約20000円
で攻略するという荒ワザを成し遂げることに成功しました!
ただ今回の記事はお読み頂くにあたって少しお断りしておくことがありますので、以下の注意事項をご一読いただきたいと思います。
1
当攻略記事は「東北すごろくをゲットすること」だけを目標としており、スタンプコンプリートは考えておりません。攻略という言葉の使い方に違和感を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、個人のブログですので何卒ご了承下さい。
2
今回私が辿った道のりはあまりに過酷すぎたので推奨はいたしません。無理して真似されますと体調に支障をきたす可能性がありますので、あくまで攻略の一例としてご覧いただければ幸いです。
3
ラリー攻略後、がんばって記事を書いていますが、当記事を公開する頃もしくは皆様が読まれる頃には後述する格安切符の有効期限が切れてしまっている恐れがあります。
そうした場合、同様の攻略が物理的に不可能となりますことを先にお詫びしておきます。
それではどうぞ!
もくじ
過酷なスタンプラリー攻略にはしっかりした準備が不可欠! 目指せ、庶民による最短・最安旅行!
1.ラリー攻略条件を読み取る!
いつの時代もまず
戦に勝つには敵を知ることから。
今一度、すごろくゲットへの条件を見直してみましょう!
まず1stステージの東北エリア賞。
東北各エリアのアクリルスタンド(以下アクスタ)ゲット条件は
「商品交換する駅を含む、東北エリアのスタンプ2種類以上」
とありますね。
私は以前、1つの県に2つずつスタンプ台が設置されていることから、例えば青森エリアなら新青森駅と八戸駅両方のスタンプがないと青森県のアクスタはもらえない?と勘違いしていました。
しかし実際にはどこでもいいから一つスタンプを押し、その後アクスタがもらえる駅だけを巡れば良いんですね。
例:新庄に住む方は新庄駅でスタンプを押しておけば、あとはアクスタがもらえる福島・山形・仙台・秋田・盛岡・新青森駅だけ下車すれば良い。
次の2ndステージの鉄道博物館賞は特に難しいことはありません。
強いて言えば、鉄道博物館は恐らく最後に訪れるスタンプ台になるので、その営業時間に注意、という事くらいですかね。
最後に3rdステージ、コンプリート賞。
そもそもこの「コンプリート」という言葉が紛らわしいのだと思います。
コンプリートって聞くと「全てのスタンプをあつめる」と思いがちですが、
「全てのアクリルスタンドをあつめる」=「すごろくゲット」
とありますので、ここでもやはり全駅制覇する必要はない、という認識で間違いないことがわかります。
そしてここからが今回の攻略記事のキモ!
これらスタンプラリー台紙および仙台支社の公式ホームページを隅々まで読んだのですが、どこにも
「新幹線に乗車して巡らなければならない」
とは書いてないんですね。
あるのはこの一文のみ。
これは違う見方をすれば在来線(各駅停車)で巡っても問題ない、ということ。
私はこのメッセージをJRが用意してくれた攻略の裏道と勝手にとらえ、在来線だけでクリアする事に決めました。
2.新幹線と在来線どちらを選ぶ?
私が在来線という道を選んだのはいくつか理由がありますが、新幹線と比較した結果もそのひとつです。
まず新幹線を使う事のメリットとデメリットを見てみましょう。
新幹線メリット
・短時間で快適に移動できるためストレスが少ない
・子供と一緒にラリーを楽しめる
新幹線デメリット
・乗車券・特急券の値段が高額
・時刻表を調べ、乗り継ぎ、宿泊の予定を緻密に立てなくてはならない
・スタンプ台が新幹線改札内にあるかどうかが不確実で、改札を出ていいのか?また出る時にどの切符をどうすれば良いのか判断が難しい
・スタンプ台探し、アクスタ交換に手間取ると列車に乗り遅れる可能性があり、あせりが思わぬトラブル(事故・紛失物発生)につながる
※あくまで新幹線初心者からの目線です。
新幹線の利用を否定しているわけでは決してありませんが、こうして見るとスタンプラリーの旅に限り初心者にとって新幹線はデメリットの方が多い気がします。
子連れで挑戦する方が大半でしょうから諸費用もそれなりにかかりますし、頻繁に乗り降りすれば子供の忘れ物や落とし物が常に心配が付きまとう所ですよね…。
このあたりも、今回のスタンプラリーが難易度高いと思われる一つの理由だと思います。
では在来線でのメリットとデメリットはどうでしょうか?
在来線メリット
・期間限定の格安切符が利用可能
・指定席ではないため何らかのトラブルで乗り遅れても切符が無駄になることがない
在来線デメリット
・乗車が長時間なので子連れでのラリーはほぼ不可能
・アクスタ交換駅ではスタンプ押すのに必ず新幹線改札入場券(150円)が必要
・のんびり駅弁が食べられない
最大のネックである「乗車時間」についてはこの後の記事でイヤと言うほどご紹介しますが、関東圏内在住でスタートを大宮に設定できる私でさえ
1日平均 約14時間、
これを3日間乗り続ける旅です。
電車好きな小学生なら耐えられるかもしれませんが、幼児にはまず無理でしょう。
いや、きっと新幹線を利用したとしても今回向かうは極寒の地。旅先で発熱でもされたらたまりません…。
というわけで残念ながら今回のラリー、私の息子はお留守番。
私が一人で在来線の旅、という事になりました。
その他にも予定外のダイヤ乱れ時の対応や宿泊先など、一人旅のメリットは多数あります。
このあたりはこの後の本編をお読み下さればおわかり頂けることと思います!
3.利用する切符は?
在来線での一人旅と決まった今回のスタンプラリー。
格安切符はいろいろあるようですが、今回使用した切符はこちら。
青春18きっぷ、これ一枚です!
日本全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席及びBRT(バス高速輸送システム)、ならびにJR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りできるきっぷです。
「青春18きっぷ」は、年齢にかかわらず、どなたでもご利用いただけます。お一人での5日間の旅行や5人グループでの日帰り旅行などの「鉄道ぶらり旅」に、ぜひご利用ください。…
いかに新幹線より安い在来線料金と言えど、県をまたいで行くとなると高額になってきますから、この手の格安切符は必須と言えるでしょう。
この通り、
最初の大宮~福島間だけでも4510円。
1日乗り放題で2410円というのは破格であることは間違いありません。
…はい、ここで
記事冒頭で「交通費10000円以下」とか言ってたのに、12050円かかってるやん?
と思った方もいらっしゃるでしょう。
そのカラクリについては後ほどスタンプラリー最終日の記事にてご紹介しますので、ひとまず置いといて下さいませ。
私が調べたところ、今回のラリーは岩手県内の一部の区間を除きこれ一枚で制覇できることがわかりました。
18きっぷは初めてではありますが、今回の旅はこの切符で攻略したいと思います!
4.どのルートで行くか?
準備編の最後は攻略ルートです。
今回は誰でもイメージしやすいよう、
JR大宮駅をスタートとゴールに設定して…、
初日 (自宅)ー大宮ー郡山ー福島ー山形ー秋田
2日目 秋田ー新青森ー盛岡ー仙台
3日目 仙台ー福島ー大宮ー(自宅)
という、日本海側から攻めるルートを取りました。
初日に仙台方面ではなく山形方面へ向かうのは、天候(大雪)が心配なので早めに済ませておきたい、という考えからです。
日本海側の東北は豪雪地帯ですから、列車の運転に支障をきたす可能性や、私自身が寒さに耐えられないかもしれないという懸念、そして何よりアキタぐんの「雪をナメるな」という言葉(笑)…。
真冬に近付くにつれて日々そのリスクは高まりますので、1日でも早いうちに危険エリアを攻略しておくのが上策と判断した次第です。
以上、準備編だけでかなり長くなってしまいました。
次回の記事では出発~初日の様子をお伝えしますので、興味がありましたらまたご覧になって下さい!
お読み頂きありがとうございました!