毎週金曜日がすっかり待ち遠しくなってしまった皆さんこんにちは。
絶賛放映中のアニメ「シンカリオンZ」、メインキャラクターであるシン・ハナビ・タイジュの3人がいよいよ出そろいましたね。
実際に登場した彼らの性格や考え方など、皆さんの想像と比べてどうでしょうか?
今日はその6話までのストーリーとキャラクターについて私なりの感想を述べたいと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願いします!
もくじ
シンカリオンZの大筋はアナログとデジタルの争いか…?前作の伏線回収は無さそう!
1.見えてきたストーリー
味方のまとめ役・展開のカギはアブトが握っている?
シンはオカルトマニア、そして鉄道担当はアブトというダブル主人公の今作。
当初はオカルト中心で行くなら「鉄道アニメ」としてどうなの?とも思いましたが、見事にアブトがその名に恥じない役割を果たしてくれていますね。
しかしながら、第1話でアブトがE5に乗ろうと試みますが適合率が足りず「やっぱりダメか…」という表情を見せていました。
前作は「好きの度合い=適合率の高さ」という設定でしたが、ここでアブトが乗れなかった事実から、以下2つの仮説が成り立ちます。
1.アブトは鉄道には詳しいが「好き」ではない?
2.今作の適合率の仕組みに「好き」以外の要素がある?
今のところ、私は1だと思います。
整備長の島もアブトの内情を知っている様子ですし、彼にはまだ我々の知らない謎や事情がありそうですからね。
ですが6話までの内容を見た感じだと、シンカリオンZはどこか努めて前作とカブらないようにしている節があるんですよね。
これについては後述する部分とも重なりますが、この適合率の謎に関しても今後「好き」以外の要素が入ってくる可能性は十分あると思います。
敵側の正体は「妖怪」の線が濃厚
敵の目的も見え隠れしてきました。
彼らが「テオティ」と名乗ったところから前作の「キトラルザス」ではないことが確定。そしてその目的は「種の存続」を賭けた戦いではなく「地球をあるべき姿に戻すこと」だそうです。
ということは彼らはカイレンのように「地球を汚した人類=悪」と考えているのでしょうか?
これについては、敵である「ワダツミ」の語源が「海の神霊」であると考えれば理解は早いかもしれません…。
そう、おそらく彼も妖怪の一種なのです。
つまり今回の敵は日本古来の妖怪たちで、「あるべき姿」というのは大昔の自然豊かな…それこそ八百万(やおよろず)の神が信じられていた時代の地球の事を言っているのではないでしょうか?
この設定なら彼らは実体のない妖怪、つまり「種の存続」など必要ありませんからね。
2.全体的にライトな設定?
さてさてシンとアブトの脇を固めるキャラたちも仲間になりました。
個人的に見た目ギャップが一番激しかったのはE7運転士のタイジュですかね。キリっとした眉毛から男らしい性格と思いきや、虫におびえたり友達作りが苦手な、いわゆる守ってあげたい系。控えめな性格や目のデカさもシノブとカブリます。
前作アキタと正反対な性格のハナビは予想通り…いやいや、ロッカーとは聞いていましたが想像以上にカッコイイ生き様じゃないですか。二刀流でも三刀流でも結果を出せば認められる時代ですからね。いま人気投票なんかやったらダントツで1位取りかねませんよこの子は…。
そう、実は私が言いたいのはソコなんです(笑)。
司令長サイジョウの頼りなさ・司令員ミサキのぽっちゃり体形(失礼)なども含め、「Z」の設定は前作と比べて全体的にユルさが目立ちます。
私はこの設定を
「シンカリオンZ」への敷居を低くするためではないかと思っています。
賛否両論あるでしょうが、前作は子供からすれば
・鉄道用語が多くて話がわからない
・巨大怪物体のコードネームも横文字がほとんどで覚えずらい
・指令室もシンペイをはじめマジメな人が多くて話がカタい
という人もいたと思います。
前作は色々と忠実に再現したからこそ大人も巻き込んだ大人気アニメになったのでしょうが、今回の「Z」は金曜夜7:30。
ポケモンの後という時間枠、すなわちメイン視聴者である子供へわかりやすく伝えようと考えた結果ではないでしょうか?
子供向けにした事で大人が反応する要素が減った(かもしれない)のは残念ですが、それ狙いで乱発されるよりは遥かにマシです。
先日、子供が「Z」第1話を見てゲラゲラ笑っているのを見て気付きました。
難しい専門用語や演出に「?」と思うよりも、わかりやすい内容とキャラクターを見て笑ってくれた方が親として嬉しいのは間違いありません…。
今回のターゲット年齢層を子供に当てた設定内容、私は上策かと思います。
今後もブレずに続いてくれることを願います!
3.まとめ
以上、簡単ですが「シンカリオンZ」第6話まで見た感想を書いてみました!
長くなりましたが今回のまとめです。
・アブトにはストーリーを左右するレベルの隠された謎がある!
・敵「テオティ」の正体は妖怪、「キトラルザス」とは関係なし!
・「Z」のユルさはメイン視聴者である子供への徹底した配慮!
とりあえず今のところ、前作の匂いがしないのは良い傾向かと思っています。しっかりしたZのストーリーがあって、ハヤト達はいつかシンのサポートをする程度に出てくるのがベストかなと。
また大きな展開がありましたら感想を書きたいと思います!
お読み頂きありがとうございました!